2020年第39回広島お人形供養会-令和2年10月20日
2020年10月20日(火曜日)、爽やかな秋晴れの朝、39回を迎えた広島お人形供養会が開催されました。
まずは、当店およびたむら人形、人形の和光の広島人形専門店会に人形をお預けされた方に、供養が無事終了したことをご報告いたします。
十二段屋には100件ほどの配送や持ち込みがされました。コロナ禍の中で配送いただいた方、ご配慮ありがとうございます。前日までにお人形を満杯に積んだ車で何度も往復し、多聞院本堂に持ち込み、広島人形専門店会に供養のため預けられたお人形と一緒に、一体一体を並べて供養会を迎える準備をしました。
20日供養会の朝8時30分頃から、当日持ち込みの人が、ちらほらお越しになられました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、多聞院本堂内での参列は行わない予定で、当日持ち込みの受付とお焼香で対応しました。しかしながら、境内から遠くで眺めてでも参列を希望する人がいらっしゃったため、住職の判断で換気とスペースに気を付けて、ごく少数の人だけ本堂内にご案内し参列いただきました。
朝10時から導師入場から始まり、読経、お人形へのねぎらいの言葉、お焼香が行われ、住職からのお説法があり、無事終了しました。
今年は日曜ということもあり沢山の方にお越しいただきましたが、会場の中に入り切れなかった方申し訳ございませんでした。
供養の人形は、およそ10,000体ほどが集まりました。事前の配送や持ち込みは多かったものの、供養会当日の持ち込みは以前に比べ極僅かです。雛人形を中心に、日本人形、五月人形の兜や大鎧や武者人形、お土産物などの民芸人形やこけし、大小さまざまなぬいぐるみ、だるまやフランス人形等すべてのお人形を、並べて、お別れいたしました。雛人形でも親王と官女の揃いや木目込み人形が多いと感じましたが、特に例年に比べ、日本人形が多かったです。供養会は滞りなく行われ、無事閉会いたしました。ありがとうございました。
下は、第39回広島お人形供養会の様子を撮ったスナップ写真です。撮影係が司会も兼ねており、供養会進行中は、本堂内を動き回ることを控えたため、供養会中の写真が少ないです。ご了承ください。
撮影:十二段屋 池村(2020年10月20日、多聞院にて)