2023年第42回広島お人形供養会-令和5年10月20日
諸事情により広島人形専門店会が広島お人形供養会を主催できなくなったため、2025年10月20日のお人形供養会が開催されるかわかりません。わかり次第、掲載します。たむら人形、人形の和光、十二段屋での供養のお人形事前受付が無くなります。
2023年10月20日(金曜日)、あいにくのしとしと雨模様の中、42回を迎えた広島お人形供養会が開催されました。
まずは、当店、たむら人形、人形の和光の広島人形専門店会及び多聞院にお人形をお預けされた方に、供養が無事終了したことをご報告いたします。
19日にはお人形を満杯に積んだ車で多聞院本堂に持ち込み、供養のため預けられたお人形一体一体を並べて供養会を迎える準備をしました。
20日供養会の朝8時30分より前から、当日持ち込みの人がお越しになられました。8時40分に広島人形専門店で集合しますので、あまりに早いと受付する人がいません。
今年は新型コロナウイルス感染の懸念が低下したせいか参列者がここ数年にないほど多かったため、朝9時50分頃から導師入場から始まり、読経、お人形へのねぎらいの言葉、お焼香が行われ、住職からのお説法があり、無事終了しました。参列者はおおよそ150人ほど、ご参列ありがとうございました。
供養の人形はおよそ16,000体以上、たくさんのお人形が集まったとそれぞれから報告がありました。毎年、十二段屋に集中してしまう持ち込みを人形の和光さんやたむら人形さんに分散してくださって大変助かりました。
雛人形を中心に、日本人形、五月人形の兜や大鎧や武者人形、こけしやだるま、日本人形、フランス人形、ぬいぐるみ等すべてのお人形を、並べて、お別れいたしました。雛人形は七段に使われる十五人飾りが多いかったです。例年に比べだるまやこけしが多いと感じました。供養会は滞りなく行われ、無事閉会いたしました。
下は、第42回広島お人形供養会の様子を撮ったスナップ写真です。
※前回からの改善点にご協力いただきありがとうございます。引き続き来年もお願いいたします。
- お人形は大きなビニール袋か紙袋でお持ちください。ビニール袋を硬く縛ると余計な手間がかかります。結ばないかすぐにほどけるようにしてお持ちください。
- 会場に段ボールで持ち込まれた場合、段ボールはお持ち帰りください。ひきとりません。
- 並べる際に非常に時間がかかるためお人形は包まないでお持ちください。包まれている場合は、包みをほどいてからお持ちください(お顔も包まずに!)。
- 埃だらけのぬいぐるみやお人形は拒否します。ぬいぐるみは洗濯してから持ち込んでください。お人形は自宅でしっかり埃を払ってから持ち込んでください。
- 来期から、会場に供養会当日持ち込みされる場合は、持ち込み者ご自身で並べていただくことになりました。ご協力をお願いいたします。
撮影:十二段屋 池村(2023年10月20日、多聞院にて)