節句人形をお探しの方に
はじめまして。
節句人形は値が張る、置く場所がないとよく言われます。
実際、価格は高いです。
しかし節句人形は手作業がほとんどで、それだけ手間をかけて作っているということです。
そのため、たいそうな値段でご購入される人形は大事に大事にお母さんに飾られ、お母さんにしまわれることが多いのではないでしょうか?
お子様と一緒に
しましょう。
いいものほどいい生地が使ってありますしいい仕立てをしています。
それを小さい頃から子供さんに見せ、触らせてあげてください。
きっと勉強になりますし、物を大切に扱う心もわかるはずです。
子供さんが触って壊れたのなら修理すればいいですし、そのまま思い出として取っておくのもいいものです。
子供さんが怪我をしなければそれで良いと思います。
毎年一緒に飾り付けをしていると、ある年から、ひとりで飾り付けをしてくれます。
このときの自慢そうな顔はきっと喜びとなり、思い出となることでしょう。
高かったから、触らせないという
もったいないおばけ
では、ちっとも子供の(楽しい)記憶に残らない寂しいおひな祭り(端午の節句)となるでしょう。
10年、20年あるいはそれ以上、人形を永くきれいなままとっておいて、いったいどうされるのですか?
子供が節句を楽しむのは小学生までです。
それまでが、賞味期限だと思い、しっかりと思い出を一緒に作ってください。
それを過ぎたら、おひな人形はお母さんの部屋飾り、鎧兜はお父さんのお酒のつまみにくらいしかなりませんw。
置く場所はつくりましょう。
子供にとって有害だとも言われているテレビ(しかもおおきな)を置くスペースがあるのですから、少しくらい節句人形を置くスペースをつくってはどうでしょうか?
小さくて簡単なのがいいのは親の都合です。
将来お子様がわかってくるようになるとたくさん人数がいてそれなりの大きさのほうがきっと喜びます。
人形の出し入れもお子様との楽しい思い出に変えましょう。
親がめんどくさがりでは、めんどくさがりの子供になってしまいますよ。
なんといっても、子供が一番!
子供ならどれがうれしいか、
どんなもので子供と楽しむかそれを考えながら選ぶのもまたひとつの楽しみです。
以上、私からの節句人形に対する思いでした。
それでは気に入った人形をお探しくださいませ。
おひなさまというお守りがその人にとってすばらしい人生の助けになることを祈って。