古典的な丸の鶴文様を織り込んだ衣装の雛人形収納三段飾り 雛人形収納飾り
平安貴族の愛用した有職文様と呼ばれるデザインの生地を着せ付けた雛人形です。台がそのまま収納箱になる収納式の三段飾りです。
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収納飾りの特徴 - 収納飾りは、いくつかある雛人形の飾りの形式のうち、収納スペースを重視した飾りです。収納飾りにもお姫様・お殿様のふたりだけ飾る親王飾りと、さらに三人官女までついた三段飾りがあります(二段のものもあります)。なんといっても収納がひとまとめにできることが最大のとりえで、通常の親王飾りや三段飾りと比べると、収納スペースが小さくなります。その反面、通常の親王飾りや三段飾りはそれぞれ、専用の箱にゆったり収納するようにできていますが、収納飾りは収納箱に並べるパーツの位置がかなり厳密で、間違えると、着物が折れたり曲がったりするため、じゅうぶんに気を配る必要があります。
↑三段の台です(70×53×41cm)。後ろがパカッと開いて、中に雪洞、お花、嫁入り道具、人形を収納します。屏風はこの中には入りませんが、最終的にはこの台と屏風とを大きなひとつの段ボール箱(75×64×43cm)へしまいます。
古典的な丸の鶴文様を織り込んだ衣装の雛人形収納三段飾り
平安貴族の愛用した有職文様と呼ばれるデザインの生地を着せ付けた雛人形です。台がそのまま収納箱になる収納式の三段飾りです。
- お顔はもちろん表情の良い石膏頭です。
- 平安貴族の愛用した有職文様と呼ばれるデザインの生地を着せ付けています。柄は丸に鶴。古典的で落ち着いた色合いで、お姫様は朱赤、お殿様は派手さを抑えた緑です。官女はお姫様と同じ生地を使って落ち着いた色合いです。
- お姫さまは裏地付き衣装で重ねのすべてを6枚合わせとしています。襟元を美しく見せるセパレートタイプ。
- 几帳面な仕立てで、最近話題の雛工房を聞きつけ、仕入れました。噂どおりの丁寧な仕立てです。
- 手は、木彫りの木手を採用しています。
- 木製飾り段です。赤塗りで下の段の正面(幕板といいます)には桜の刺繍が施してあり、台を彩ります。
- 屏風は枠式で、枠は木製赤塗り。台とあわせた桜の刺繍がしてあります。
- 雪洞は、もちろんコードレス。かわいい大きさですが、木製枠に溜塗りを施した高級品です。単4電池2本を使用したLED球採用の雪洞です。
- 小さいお花が沢山咲いている竹ひご井垣の桜橘です。
- 嫁入り道具は木製の白木仕様で、梅柄です。
- サイズ - 約間口70×奥行き53×高さ70(cm)
- 人形の大きさ - 京十番親王・五寸官女
- 品番 - 11marunoturushunou3dan
雛人形は日本の文化です - 3月3日は女の子のひな祭り(桃の節句)で、お子様の成長を喜ぶお祝い事として日本の五節供のうちのひとつとされます。とりわけ赤ちゃんが生まれてから、最初に迎える節句を初節句といい、盛大にお祝いします。雛祭りは、緋毛氈等で区切って神聖な場所を作り、そこに雛人形を飾ってお供え物をし、女の子の邪気を払って健やかに成長してほしいと願い事をする家庭で行う小さなお祭りです。また、男の子の端午の節句には五月人形や鯉のぼりを飾ります。