横山一彦作 名物裂糸屋輪宝手衣装の雛人形手描き桜屏風大桜毛氈敷桐収納飾り 雛人形収納飾り
龍村美術織物の名物裂を着せつけた雛人形です。桐箱の上に桜の木と屏風で飾ります。お名前を入れられる姫名札が付きます。
このページに掲載している商品は、販売終了した雛人形です。在庫が無く、入荷予定もありません。生産終了、もしくはリニューアルされたため販売終了としている商品も含まれます。参考になるのであればと残しております。しかし、このページに記載している商品が気に入っても手配は不可能です。また、価格の問い合わせもご遠慮ください。

収納飾りの特徴 - 収納飾りは、いくつかある雛人形の飾りの形式のうち、収納スペースを重視した飾りです。収納飾りにもお姫様・お殿様のふたりだけ飾る親王飾りと、さらに三人官女までついた三段飾りがあります(二段のものもあります)。なんといっても収納がひとまとめにできることが最大のとりえで、通常の親王飾りや三段飾りと比べると、収納スペースが小さくなります。その反面、通常の親王飾りや三段飾りはそれぞれ、専用の箱にゆったり収納するようにできていますが、収納飾りは収納箱に並べるパーツの位置がかなり厳密で、間違えると、着物が折れたり曲がったりするため、じゅうぶんに気を配る必要があります。
このセットには【マイお雛様感がアップ】する姫名札が付属します。お姫様の横に置いている小さな名前の入った木の札が姫名札です。何年たっても大事に飾ってほしいのは親心。自分のための雛人形と感じてもらって、何年か先、自分から進んで飾ってもらうためのパワーアップアイテムです。
名札はスプルース材を使用。サイズは高さ4.2cm、幅3cm、奥行き2cm。レーザー彫刻にて名前を入れます。『遙章』の文字の場所に名前が入ります。文字の大きさ、バランスの指定はできません。 文字数は増やせますが、その分、字が小さくなります。
姫名札へのレーザー彫刻は書体が選べます。見本では雰囲気のある行書体を使用しています。ただし行書体は日常的に使用しているゴシック体や明朝体と異なる独特の雰囲気や形を持つ書体であり、HGS行書体とお客様の認識されているゴシック体や明朝体と字の形が異なる場合(点のあるなしや線の向き、字の形等)がありますが、字が違うのではありません。製作上の仕様となりますので変更・返品・キャンセル等はできません。ご了承ください。
例としてHGS行書体では令の字の下がマになることや遙のしんにょうの点がひとつになります。届いてから字体がお気に召さない等で、やり直しや変更は出来ないので、そういった字を入れる場合は無難な明朝体かゴシック体をご指定ください。名前木札に入っている『遙章』の文字がHGS行書体です。
※ご注文前にご注文いただく文字がHGS行書体でどのような形になるのかご自身でご確認ください。HGS行書体はOffice等に入っているフォントです。点のあるなしや線の向き、字の形等でHGS行書体以外の文字をご希望の場合は、異字体として明朝体かゴシック体に変更できます。ご注文時にご指定ください。
名札は広島の木工所で製作、加工しています。姫名札はお支払い後に発注し、 およそ2~3週間程度後に木工所からお客様にメール便で直送されます。
レーザー彫刻する名前は、ご注文時の連絡事項欄にご記入ください(苗字は記入しないでください)。
横山一彦作 名物裂糸屋輪宝手衣装の雛人形手描き桜屏風大桜毛氈敷桐収納飾り

※【ご注意ください】台や屏風をセットした画像のお人形が若干変更になります。男雛の平緒(お腹のあたりから前に出ている平たい組みひも)が白から金(殿の人形単体画像参照)に変更になります。
お姫様はエンジ色、お殿様は灰色の衣装の雛人形です。桐箱の上に桜の木と屏風で飾ります。
- 表情の良い石膏頭で、今、最も注目されているお顔です。緻密で繊細な造形とお化粧が特徴です。
- この雛人形には優雅な光沢と緻密な織りが特徴の龍村裂を使用しています。
- 京都西陣 龍村美術織物 - 『蒔絵の如き、堆朱の如き、螺鈿の如き、金唐革の如き、七宝の如き、陶器の如き、乃至は竹刻金石刻の如き、種々雑多な芸術品の特色を自由自在に捉へてゐる。』かの芥川龍之介が賞嘆を寄せた龍村平蔵の織物。織物はいかに複雑に見えても経緯の糸を組み合わせ、線として存在していた糸を、ひとつの平面として構成されている。この経緯を組み合わせる技法も平織、綾織など数種にとどまります。単純、明快な原理を持つこの織物の可能性を追求し、解析し、芸術に昇華させた、初代龍村平蔵は昭和30年に日本芸術院恩賜賞を受賞、また33年には、紫綬褒賞を受けました。以来、三代にわたって古代裂、有職裂、名物裂、幡、能装束、打掛、錦帯などの研究に、不断の熱意でのぞんできた龍村美術織物です。多様な織物技術、華麗な色彩に満ちた独創的な表現成果は、まさに日本美を代表するものであり、私たちに美の貴さを教えてくれる芸術品といってもよいでしょう。
- お姫様の衣装はエンジ色、お殿様の衣装は灰色で、色合いを抑えた渋めの衣装に仕上がっています。
- 人形のサイズ - 三五親王
- 東京都伝統工芸士 横山一彦氏による着せつけです。お姫さまは裏地付き衣装で重ねのすべてを5枚合わせとしています。襟元を美しく見せるセパレートタイプ。彫りの木手を採用しています。
- 収納箱兼飾り台は桐箱です。ピンクの毛氈を上に敷いて飾り台として使用します。雛祭りが終わったら、収納箱になります。
- 手描き桜の屏風を使用しています。
- 黒塗木製枠の高級雪洞です。明るいLED球を採用し、お掃除の邪魔にならない人気のコードレス雪洞です。
- アートフラワーデザイナー菅間薫子先生による桜の木を配置しました。ボリュームのある大きな桜で、屏風ととってもマッチしています。
- サイズ - 約間口78×奥行き44×高さ79cm(毛氈の広がりは含んでいません。)
- 品番 - 3m35tatumura25kiri10sidare
雛人形は日本の文化です - 3月3日は女の子のひな祭り(桃の節句)で、お子様の成長を喜ぶお祝い事として日本の五節供のうちのひとつとされます。とりわけ赤ちゃんが生まれてから、最初に迎える節句を初節句といい、盛大にお祝いします。雛祭りは、緋毛氈等で区切って神聖な場所を作り、そこに雛人形を飾ってお供え物をし、女の子の邪気を払って健やかに成長してほしいと願い事をする家庭で行う小さなお祭りです。また、男の子の端午の節句には五月人形や鯉のぼりを飾ります。