満月に照らされる戦国時代様式、豊臣秀吉公馬藺後立具足 雄山作 五月人形
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馬藺後立て胴丸具足で天下人豊臣秀吉の鎧を再現しました。満月に照らし出される様をイメージしています。鈴甲子雄山作の鎧です。
【豆知識】『馬藺後立て付き兜(大阪城天守閣蔵)』の解説
馬藺(ばりん)の兜は、桃山時代に流行した形で、志賀与三右衛門重就が豊臣秀吉から拝領したものが特に有名です。
鉢は一の谷形で、29本の馬藺後立てがつけられ、日根野(ひねの)しころを取り付けています。
五月人形は、将来、男の子が喜びそうなものを選んで欲しいです。
やっぱり鎧は子供の満足度が違います。組立ては4才になれば、一人でできるようになります。
鎧は櫃の中に入れて収納できるので結構コンパクトにおさまります。その他の部品はそれぞれ別の箱に収納するようになりますが、雛人形と比べてそれほど巨大なスペースの収納場所を必要としません(タンゴ侍・アルマドラには櫃は付きません)。
満月に照らされる戦国時代様式、豊臣秀吉公馬藺後立具足
- 腕利きの甲冑職人が造る国産の胴丸鎧をセットした五月人形です。
- 素材が違うやわらか~い極上正絹糸威。(←やわらかさで組み上げる難易度が上がるため、一般品でよく使われるのは硬い紐です。)
- 戦国時代当世具足様式
- 小篠篭手
- 前掛式膝鎧
- 草摺六間四段
- 矧ぎ合わせ面頬
- 総鎖甲掛け(現在の靴に相当する部分です!このかっこよさ、上の写真で確認してください。)
- 木製高級塗櫃
- プラスチック・FRPは使用しておりません
- 具足製作 - 鈴甲子雄山工房
- 具足本体サイズ - 10号 ※1/3縮尺相当(着用できません)
- 兜の後ろ立ては真鍮製
- 兜鉢はアンチモニウム合金製
- しころ、小札は黒、威し糸も黒です。
- 馬藺後立兜に胴丸具足で豊臣秀吉公の鎧を再現しました。
- 豊臣秀吉の活躍した時代は、弓はあまり使われていません。足軽は、石や槍。武将は槍がメインの武器です。端午の節句で通用使われる弓と太刀は平安・鎌倉時代を中心に考えられたもの。そこで時代をあわせ、槍を飾りました。槍の刃は、木を削って銀箔をはっています。柄は木製黒塗り。赤の飾り紐をアクセントとしました。
- 槍と対になる刀ですが、どうしても弓太刀職人が譲らず、こだわりぬいた太刀での飾りとなります。太刀は、職人が譲らないだけあって美しいです。金銀の色合いに赤の飾り紐、さらに太刀が描く曲線は日本の美しさが職人により込められています。
- 屏風は黒塗りで、大きく満月に金箔を貼っています。迫力のある屏風です。ゆったりと飾るため、台に屏風を載せず、後ろに置いて飾ります。
- 豪華な厚型飾り台をセットしました。木質MDF製素材に、高級ウレタン塗装を施しています。畳仕上げなので、高級感倍増です♪
- 槍の長さ - 99cm
- 飾りサイズ - 約間口84×奥行き80×高さ112(cm)
子どもの好奇心を閉じ込める、「さわっちゃダメ。」の言葉は、控えませんか?
触ってこその楽しさです。
よく手を洗ってから(大人は手袋つけて)一緒に組み立てることからはじめてください。
壊れたら修理もできますし、そのまま思い出としてとっておくのも、また、ひとつの記念となります。
男の子の五月人形の楽しみ方を参考にしてください♪
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。