三代目鈴甲子雄山渾身の一領。鎌倉時代紺糸威一閑張り2/5奉納大鎧 雄山作 五月人形
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鎌倉時代の大鎧を時代考証に基づき和紙小札で再現しました。雄山秘蔵の技術で作られた大鎧はその迫力と美しさが備わっています。
ちょっと気になる存在。このセットの弓太刀はこれです!一部この弓太刀を使用してない写真がありますが、ご了承ください。
木製弓に弦と同じ紐を巻いた本格的な弓です。トンボが止まっています(笑。トンボは昔から厄病よけとされてきました。羽子板の羽根もトンボを見立てて作られたようです。やじりはアンチ製。羽根はガチョウの羽根だとか。台座は木質MDF素材に黒のウレタン塗装で、非常に美しく仕上げてあります。弦巻(真ん中の丸)は革張り仕上げです。
自慢は刀身のそり。日本の美がここにもあります。こだわるからもちろん抜けるだけではありません。刀身は亜鉛ダイキャスト。磨いてニッケルメッキで仕上げます。金具はアンチ製に24金鍍金。鞘はアルミニウム。プラスチックは使用しておりません。鞘と柄には革を張り、柄の先には龍の飾りととても豪華な仕様となっております。
※台の形状が大きさによって違います。セットでは大きさのあった弓太刀で写真を撮っておりますので、参考にしてください。
『刀を造ることが仕事』、『弓も刀もそりとその角度が大事、これこそがこだわりどころ』と熱っぽく語る職人↑
五月人形は、将来、男の子が喜びそうなものを選んで欲しいです。
やっぱり鎧は子供の満足度が違います。組立ては4才になれば、一人でできるようになります。
鎧は櫃の中に入れて収納できるので結構コンパクトにおさまります。その他の部品はそれぞれ別の箱に収納するようになりますが、雛人形と比べてそれほど巨大なスペースの収納場所を必要としません(タンゴ侍・アルマドラには櫃は付きません)。
三代目鈴甲子雄山渾身の一領。鎌倉時代紺糸威一閑張り2/5奉納大鎧

- 飾りサイズ - 約間口105×奥行き60×高さ102cm
- 腕利きの甲冑職人どころか、この道一筋に生きてきた大ベテランの鈴甲子会長が直々に造ってくださった奉納型大鎧です。
- 鎧と呼ばれる日本の防具の中でも、大鎧は平安時代~室町前期において製作・使用されていた鎧で、兜・胴・大袖で構成されます。端午の節句飾りとしての鎧は主に大鎧に該当するものがほとんどですが、最近は、戦国時代などで量産されていた当世具足形式の鎧も名武将の鎧として登場しています。端午の節句に大鎧が良く使われるのは、大鎧が式正の鎧、本式の鎧と呼ばれ、地位が最も高い正式な鎧とされるためです。これは大鎧が馬に乗り、弓矢で戦うために当時の技術を結集して作られており(馬は今で言う自家用飛行機のようなもの)、手間を惜しまず作られた防具であるため、当時、相当な地位がある人しか着用できませんでした。そのため、端午の節句の際にはわが子(孫)にも大将になって欲しいと夢と期待をかけ、大鎧をお守りとして飾るようになりました。また、籠手や脛当て・面頬などは後の時代に登場したため、平安時代や鎌倉時代の大鎧を手本として兜・胴・大袖の一式で構成した大鎧を奉納型大鎧と呼んでいます(鍛冶師や武将が神社に奉納した大鎧の構成です)。
- 鈴甲子雄山秘蔵の技術で、2/5サイズの大鎧を和紙一閑張で製作してもらいました。
- ちなみにこの秘蔵の技術は公開NGということで。。。こんな写真しかお見せできません。↓雄山会長
- 小札は本小札といって、短冊状の和紙を半分ずつ重ねるようにして、何枚もつなぎ、塗り固めて一枚の小札とします。こうすることで、鎧自体の防御力が増し、かつ、動きやすいようしなやかに工夫されていたのです。そのため製造に途方もない労力を必要とし、また量産できないため、本当に限られた重要な人物(←いわゆる総大将)しか着用できませんでした。
- 正絹糸威
兜鉢は梯形鉄板矧合わせ鉢(兜鉢は梯形鉄板を矧ぎ合わせ円球の鉢をつくりあげています)
- 十六間、一行七点厳星兜
小札は黒塗り仕上げ
小指ほどの小さな四角い板を半分ずつ重ね合わせて小札とする本小札一閑張
鍬形真鍮24金メッキ
鎧は本物の造りを再現した本仕立て
- 引き合わせは右
- 胸板
- 前立挙げ2段
- 押付
- 後立挙げ3段
- 長側4段
- 草摺り4間5段下がり
- 栴檀の板
- 鳩尾の板
- 障子板
- 胴の前面に弦走韋
- 背には総角付けの環
- 総角
- 袖の緒
- 袖は7段で、受緒、懸緒、執加の緒、水呑の緒付
- 脇楯も長側とは別に再現
- すばらしいです!大鎧の形式を限りなく再現しています。これぞまさしく大将の鎧です♪
- しころ、小札の下の段には、魔除けの赤で威してあります。心遣いが嬉しいです。
- まさしく、節句のための最高の五月人形として造られました。
- この大鎧はこの1領だけです。
子どもの好奇心を閉じ込める、「さわっちゃダメ。」の言葉は、控えませんか?
触ってこその楽しさです。
よく手を洗ってから(大人は手袋つけて)一緒に組み立てることからはじめてください。
壊れたら修理もできますし、そのまま思い出としてとっておくのも、また、ひとつの記念となります。
男の子の五月人形の楽しみ方を参考にしてください♪
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。