黒小札紺裾濃威し大鎧7号障子格子衝立飾り 雄山作 五月人形
このページの『黒小札紺裾濃威し大鎧7号障子格子衝立飾り』は、販売終了した五月人形です。在庫が無く、入荷予定もありません。生産終了、もしくはリニューアルされたため販売終了としている五月人形も含まれます。参考になるのであればと残しております。しかし、このページに記載している五月人形が気に入っても手配はかなり困難です。ご了承を願います。また、販売終了した商品の価格は、同業他社の迷惑となる可能性がありますので、お問い合わせいただいても返答できません。
黒小札紺裾濃威しの勇ましく男の子らしい色合いの大鎧を背の高い和風調の衝立で飾った五月人形です。
※注意 - 上のセット写真の弓太刀は下の写真の弓太刀に変更になります。もっとも弓太刀職人のこだわりが感じられる、迫力ある弓太刀です♪もちろん日本製!
平安時代は騎馬での弓による戦闘が主で、太刀は補助として使い、また儀式のときに使用したり、身分を表すものでした。当時、神器として儀式に使用したり、身分の高い公家が用いた鮫皮を柄に巻いた本格的な太刀をご用意しました。
木製弓に籐を巻いた本格的な弓です。分厚い弓に魔除けの赤に染めた籐を巻いています。やじりはアンチ製。プラスチックは使いません。羽根は水鳥の羽根を使用しています。弦巻(真ん中の丸)は木製で金箔仕上げです。台座は木質MDF素材につや消し黒のウレタン塗装で、非常に美しく仕上げてあります。
自慢は刀身のそり。日本の美がここにもあります。こだわるからもちろん抜けるだけではありません。上の写真をご覧ください。美しい刃紋に納得です。刀身は亜鉛ダイキャスト。磨いてニッケルメッキ後、刃紋を出すためさらにクロームメッキをして削る大変手間がかかる美しい仕上げです。違います。金具はアンチ製に24金鍍金。鞘はアルミニウム。もちろんプラスチックは使用しておりません。こだわりのなかのこだわり太刀です。切れませんが取り扱いにはご注意ください。
- 弓 - 木製籐巻
- 弦巻 - 木製金箔押し
- 鞘(さや) - 紅赤本牛革巻
- 柄(つか) - 鮫皮
- 太刀部品など - アンチ製24金鍍金
- 弓房、太刀房 - 正絹
- 刀身 - 亜鉛ダイキャストを磨いてニッケル鍍金後、刃紋を出すためさらにクローム鍍金をして削る
『刀を造ることが仕事』、『弓も刀もそりとその角度が大事、これこそがこだわりどころ』と熱っぽく語る職人↑
五月人形は、将来、男の子が喜びそうなものを選んで欲しいです。
やっぱり鎧は子供の満足度が違います。組立ては4才になれば、一人でできるようになります。
鎧は櫃の中に入れて収納できるので結構コンパクトにおさまります。その他の部品はそれぞれ別の箱に収納するようになりますが、雛人形と比べてそれほど巨大なスペースの収納場所を必要としません(タンゴ侍・アルマドラには櫃は付きません)。
黒小札紺裾濃威し大鎧7号障子格子衝立飾り
- 飾りサイズ - 約間口70×奥行42×高さ87cm
- 腕利きの甲冑職人が仕上げた大鎧をセットした五月人形です。
- 素材が違うやわらか~い極上正絹糸威。(←やわらかさで組み上げる難易度が上がるため、一般品でよく使われるのは硬い紐です。)
- アンチモニウム製兜鉢
- 手間の掛け方が違う鋲打ち一行七点星兜。(←一体形成で造っている一般品が多いのは、手間を省略するためです。)
- 大袖六段
- 草摺り四段
- 素材が違う真鍮製24金メッキ(松葉模様)鍬形。(←金色にアルマイト処理したアルミニウムが一般にはよく使用されます。)
- 手間の掛け方がぜんぜん違う3mmピッチ極細小札(組み上げる糸の間隔が狭まるため、より密に仕上がり美しくなります)。(←粗悪品は隙間から向こうが見えるほど)
- 細帯使用
- 木製高級塗櫃
- プラスチック・FRPは使用しておりません
- 鎧兜本体サイズ(鍬形・毛靴含む) - およそ幅34×奥行40×高さ57cm(着用できません)
- 大鎧製作 - 鈴甲子雄山工房
- この鎧は黒の小札に男の子らしい青い威しを下から段階的に濃くなるよう威した鎧で、このような威しを紺裾濃と呼びます。兜のしころや袖、草摺りの一番下を魔除けの赤糸で威しています。7号と小さいサイズの鎧ですが、その分、威し糸の間隔を狭く(3mm)、細い糸を使用し品のよさを出しています。と一言でいってしまうようですが、威す糸の回数は通常のピッチの鎧より非常に多くなる、大変手間のかかった鎧なのです。兜は合わせ鉢ではありませんが、一行に七点もの鋲を打った一目見て違いがわかる造りとなっています。
木質MDF飾り台
木質MDF屏風
子どもの好奇心を閉じ込める、「さわっちゃダメ。」の言葉は、控えませんか?
触ってこその楽しさです。
よく手を洗ってから(大人は手袋つけて)一緒に組み立てることからはじめてください。
壊れたら修理もできますし、そのまま思い出としてとっておくのも、また、ひとつの記念となります。
男の子の五月人形の楽しみ方を参考にしてください♪
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。