裳袴 ひな人形のここで価格の差ができる~雛人形の選び方
おひめ様の裳袴(もばかま)を見ましょう。
ここでは、いろんな種類がありますって程度に思っておいてください。
メーカーによって様々なものがありますもので・・・。
単なるプリント柄のものです。
金彩という手法で描かれた梅・竹・松の柄です。
折り目が放射状に四箇所入れられています。
端っこは一度折りかえして縫っています。
他のと違って縫って止めていますので縫い目が見えます。
これは盛上げ金彩でわずかにかかれているもので、裳袴の端は後ろ側は二回折り返しの糊止め横側は一回折り返しの糊止め。
六ヶ所ある折り目はその折り目の頂点を縫ってあり、折り目の形が崩れないようなっています。
中央だけは谷折りの頂点を縫ってあり、他の六箇所は山折りの頂点を縫っています。
これはレースの生地を裳袴に使っており、下の裾の金襴がうっすら透けて見え。
金彩で加工してありとてもきれいに見えます。
生地の端は二回折り返しの糊止めです。
折り目には何の加工もしていません。
金彩で加工してあります。
生地の端は細い二回の折り返しで糊止めです。
折り目は山、谷、山、谷の繰り返しで七箇所あります。
交互になっているのできちんと折りたたむことができる(着付けしてない状態の時できるそうです、だからどうしたって思いましたが、ここまで手がかかっているということをいいたかったんだと思います)。
見た中で一番凝っていました。
金彩でカラフルに描かれています。
後ろは二回折り曲げられていて、横は一回折り返しています。
糊止めです。
六本ある折り目は何もしてありません。
横、後ろとも一回の折り返しで糊止めです。
よく見ないでも雑に作っているのがわかります。
これも、コスト競争の副産物でしょう。
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雛人形は日本の文化です - 3月3日は女の子のひな祭り(桃の節句)で、お子様の成長を喜ぶお祝い事として日本の五節供のうちのひとつとされます。とりわけ赤ちゃんが生まれてから、最初に迎える節句を初節句といい、盛大にお祝いします。雛祭りは、緋毛氈等で区切って神聖な場所を作り、そこに雛人形を飾ってお供え物をし、女の子の邪気を払って健やかに成長してほしいと願い事をする家庭で行う小さなお祭りです。また、男の子の端午の節句には五月人形や鯉のぼりを飾ります。