番外★こだわる職人はここまでこだわる ひな人形のここで価格の差ができる~雛人形の選び方
(番外 こだわる造り手はここまでこだわる!)
裁断した金襴を縫製して着せるわけですが、裁断後の生地の端を解れてこないように処理をするか、そのまま使うか、このようなところでも差が出てきます。
聞いたことのあるのは、のりで端を止めていきほつれ処理とするもの。
何もしなければ、糸がほつれて出てきます。
しかし、外から見て判断はできません・・・・。
あしからず。
端の処理をしていない生地を使ったお雛さまは、糸がポロポロ出てきます。
しかし、大半の製造メーカーは端処理をしていないでしょう。
購入するとき、お店の人に聞いてみてください。
これこそ、見えないところには手をかけない。
もしくは見えないところにも手をかける。
それぞれ、造り手(もしくは企業)のこだわりが見えてきます。
っと、ほかには、お雛さまの帯?の止め方も、少し違います。
ノリで止めているものと、結んでいるもの。
↑釘でうって糊止めしてるもの。
↑糊止め
↑結んでいます。
ここらへんは、(普通の人はしませんが)もう一度脱がせて、また着せることができるかどうか?
たぶん量産メーカーは全く気にもしていないところでしょう。
本着せといわれるものでもその差は余りにも違います。
こだわりだすと、きりがありません。
本着せでも脇のしたの処理をどうしているか?
↑例:某メーカー製作の本着せおひなの脇の下。
↑例:見るまでもなく、こだわり抜いた本着せのおひな。見えないところもごまかしはありません。
本当に脱がせたとき一枚の着物と言えるきちんとしたものを着せているのか、それとも多少は制作上の都合よく裁断跡などが見えてしまうのか?などなど、なんでここまでこだわるの?っていうくらいのこだわったおひなさまは、・・・・・やっぱ、高い。(笑
次は・・・ひな人形のここで価格の差ができる:番外★低価格にこだわる
雛人形の選び方
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雛人形は日本の文化です - 3月3日は女の子のひな祭り(桃の節句)で、お子様の成長を喜ぶお祝い事として日本の五節供のうちのひとつとされます。とりわけ赤ちゃんが生まれてから、最初に迎える節句を初節句といい、盛大にお祝いします。雛祭りは、緋毛氈等で区切って神聖な場所を作り、そこに雛人形を飾ってお供え物をし、女の子の邪気を払って健やかに成長してほしいと願い事をする家庭で行う小さなお祭りです。また、男の子の端午の節句には五月人形や鯉のぼりを飾ります。