平安道齋一閑張皮小札五段しころ長鍬形矧ぎ合わせ鉢兜18号金格子富士型の五月人形 五月人形
このページの『平安道齋一閑張皮小札五段しころ長鍬形矧ぎ合わせ鉢兜18号金格子富士型の五月人形』は、販売終了した五月人形です。在庫が無く、入荷予定もありません。生産終了、もしくはリニューアルされたため販売終了としている五月人形も含まれます。参考になるのであればと残しております。しかし、このページに記載している五月人形が気に入っても手配はかなり困難です。ご了承を願います。また、販売終了した商品の価格は、同業他社の迷惑となる可能性がありますので、お問い合わせいただいても返答できません。
短冊状の和紙を並べて小札とする本小札を五段も威した平安道齋工房の兜を縁起の良い裾広がりの台屏風で飾った重厚な五月人形です。
ちょっと気になる存在。このセットの弓太刀はこれです!一部この弓太刀を使用してない写真がありますが、ご了承ください。
木製弓に弦と同じ紐を巻いた本格的な弓です。トンボが止まっています(笑。トンボは昔から厄病よけとされてきました。羽子板の羽根もトンボを見立てて作られたようです。やじりはアンチ製。羽根はガチョウの羽根だとか。台座は木質MDF素材に黒のウレタン塗装で、非常に美しく仕上げてあります。弦巻(真ん中の丸)は革張り仕上げです。
自慢は刀身のそり。日本の美がここにもあります。こだわるからもちろん抜けるだけではありません。刀身は亜鉛ダイキャスト。磨いてニッケルメッキで仕上げます。金具はアンチ製に24金鍍金。鞘はアルミニウム。プラスチックは使用しておりません。鞘と柄には革を張り、柄の先には龍の飾りととても豪華な仕様となっております。
※台の形状が大きさによって違います。セットでは大きさのあった弓太刀で写真を撮っておりますので、参考にしてください。
『刀を造ることが仕事』、『弓も刀もそりとその角度が大事、これこそがこだわりどころ』と熱っぽく語る職人↑
平安道齋一閑張皮小札五段しころ長鍬形矧ぎ合わせ鉢兜18号金格子富士型の五月人形
- 飾りサイズ - 約間口70×奥行45cm
- 兜製作 - 平安道齋工房
- 腕利きの甲冑職人が組み上げた国産の兜です。
- 本体サイズ - 幅45×奥行36×高さ66cm(着用できません)
- 鎌倉時代の大将兜を再現
- ※特別に革の小札で製作してもらいました。
- とっても手間隙がかかった特製革小札一閑張です。短冊状の小さな小指ほどの革を半分ずつ重ねるようにして並べ、針金を通し固定していきます。さらに黒塗りを施し、横長の板とします。そうして出来上がるのが一閑張と呼ばれる小札です。平安、鎌倉、室町時代の大鎧と呼ばれる防具は、和紙を重ね貼り、もしくは牛皮をにかわに浸し槌でたたいて重ねたものを短冊状にして、半分ずつ重ね合わせた小札をさらに上下半分ずつ重ねて威すことで弓矢を弾き返す強度と、動きやすい柔軟さと軽さを両立させていました。このように非常に多くのパーツを使用することと、威すのに大変な手間が掛かるため非常に高価で、当時、大将しか身に着けることが出来なかったといわれています。その後、近世になっても伝統や格式を重んじる武将や指揮する立場の武将は好んでこの大鎧を身に着けていました。この一閑張を牛革で再現しています。また平安道齋工房では黒塗り前に、胡粉を何度も塗り重ね、厚みを増すことでボリューム感を出し、重厚で品のある仕上がりになっています。
- 素材が違う真鍮製24金メッキ鍬形←出回っている五月人形の多くは金色にアルマイト処理したアルミニウムを使用しています
- 素材が違うやわらか~い極上正絹糸威←やわらかさで威す(組み上げる)難易度が上がるため、よく使われるのは硬い紐です
- 五段しころ
- めちゃ渋かっこいいです。
- 十八間星兜
- 手間の掛け方が違う1行9点星打兜(兜鉢の鋲の数がすごいです。通常一列は4~6点の鋲ですが、これはなんと9点×18間=162もの鋲が打たれています。星は黒星を使用しています。)
- 造りも素材も違う梯形鉄板矧合わせ兜鉢(頭の部分は片方の端を折り返し強度を高めた三角の鉄板を何枚も並べて鋲で留め、円球の鉢をつくりあげています)←FRPやアンチモニウム一体形成が多いです
- 鎌倉時代の兜を参考に作られました。
- 吹き返し、眉庇は印伝皮(鹿皮に漆で模様を書いたもの)
- 威しの下2列は革威
- この兜はプラスチック・FRPを使用しておりません。
- 厚さ5cmの分厚い飾り台(しかも足付。中は中空ですので、軽いです)と、縁起のいい裾広がりの金格子屏風にセットし五月人形を豪華に演出します。
子どもの好奇心を閉じ込める、「さわっちゃダメ。」の言葉は、控えませんか?
触ってこその楽しさです。
よく手を洗ってから(大人は手袋つけて)一緒に組み立てることからはじめてください。
壊れたら修理もできますし、そのまま思い出としてとっておくのも、また、ひとつの記念となります。
男の子の五月人形の楽しみ方を参考にしてください♪
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。