加藤鞆美織田信長公兜10号飾り 五月人形
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江戸甲冑工房 加藤鞆美の兜です。黒小札紺裾濃威しで信長の兜を表現しました。オーソドックスに金屏風と組み合わせた五月人形です。
加藤鞆美織田信長公兜10号飾り
- 飾りサイズ - 約間口54×奥行40cm
- 兜製作 - 加藤鞆美工房
- とっても手間隙がかかった和紙小札一閑張です。短冊状の小さな小指ほどの和紙を半分ずつ重ねるようにして並べ、針金を通し固定していきます。さらに黒塗りを施し、横長の板とします。そうして出来上がるのが一閑張と呼ばれる小札です。平安、鎌倉、室町時代の大鎧と呼ばれる防具は、和紙を重ね貼り、もしくは牛皮をにかわに浸し槌でたたいて重ねたものを短冊状にして、半分ずつ重ね合わせた小札をさらに上下半分ずつ重ねて威すことで弓矢を弾き返す強度と、動きやすい柔軟さと軽さを両立させていました。このように非常に多くのパーツを使用することと、威すのに大変な手間が掛かるため非常に高価で、当時、大将しか身に着けることが出来なかったといわれています。その後、近世になっても伝統や格式を重んじる武将や指揮する立場の武将は好んでこの大鎧を身に着けていました。この一閑張を和紙で再現しています。
- 威し糸、忍びの緒は草木染で、渋い色合いです。
- 鍬形は真鍮、24金鍍金。
- 吹き返しは鹿皮を使用。
- 屏風にはオーソドックスに五月人形を引き立てる金屏風をセットしました。といっても、枠は木質MDF製で高級ウレタン塗装を施した、【塗りが違う】自慢の屏風なのです。
- 収納で一番かさばるのは、飾り台。見た目は豪華そのままに収納に便利な厚さ2.5cmの薄型飾り台をセットしました。厚さがわずかですから収納もかさばりません!これ以上、見た目と収納サイズを両立させる飾り台は他に見当たりません。木質MDF製素材に、高級ウレタン塗装を施しています。畳仕上げなので、高級感倍増です♪
- 木質MDF製高級ウレタン塗装仕上げ - 乾燥による反りがなく、塗りにとっても適し、塗りが非常に美しく仕上がる木質MDFを素材に採用しました。これに高級国産塗料を、なんと7回も重ね塗りすることによって強度と深みのある色を出しました。すぐにキズが沢山入ってしまうのは、どこぞの安い塗料を使用するか、塗りの回数が少ないため。数年後に困りそうな手を抜いた仕上げのものは避けたいですね。また、素材は湿度による伸び縮みが少なく、素材の収縮による塗りのひび割れを起こしにくいのも特徴です。
子どもの好奇心を閉じ込める、「さわっちゃダメ。」の言葉は、控えませんか?
触ってこその楽しさです。
よく手を洗ってから(大人は手袋つけて)一緒に組み立てることからはじめてください。
壊れたら修理もできますし、そのまま思い出としてとっておくのも、また、ひとつの記念となります。
男の子の五月人形の楽しみ方を参考にしてください♪
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。