こだわりから生まれた五月人形、伊達政宗着用兜収納飾りです 五月人形
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楽しむための五月人形ここにあり。身に付けて楽しむかぶれる兜です♪本格的五月人形として伊達政宗の兜を特注しました。
ご注意ください! - 着用もできるとして作られた兜ですが、金属などの硬い素材を使用しており、尖った部分もありますので、注意を怠ると重大な事故が起こる可能性があります。そのため着用する本人も含め周りの人にも怪我をすることが無いよう保護者のもとしっかりと監視・指導し、危険なことは行わないでください。商品の性質上、割りピンを内・外部に使用しておりますが(布で見えないようになっています)、曲げが不十分であったり、外れかかっていた場合には非常に危険です。着用時に怪我をすることが無いよう(特に頭に被せる兜鉢の内側等、接触する部分)事前に目で見るだけでなく、手でじゅうぶんに触れて危険が無いか確認し、金具類も含め危険と思われる部分があれば着用しないでください。また、観賞目的も兼ねた素材の関係上それなりに重量があり、着用し続けると成長期の子供の体に負担をかけます(極めて短時間でのみの着用を前提にしています)。特に、兜は首に負担をかけますので、必ず保護者の手でサポートし、短時間(1分以内)でのみの着用を心がけてください。着用したまま座ったり、倒れたりした場合は、兜だけでなく人体も傷める可能性がありますのでご注意ください。
【豆知識】仙台市博物館所蔵の『重要文化財 弦月形鍬形黒漆五枚胴具足 初代藩主 伊達政宗所用』の解説
←これが伊達政宗が使っていたとされる本物の具足(全身鎧のこと)の写真です!
全体を黒漆塗とした伊達政宗の具足。兜の作者は宗久、胴は雪下久家作です。前立は現在、弦月(げんげつ)形と呼ばれています。兜は鉄地黒漆塗六十二間筋鉢で、しころは板物四段の笠じころ形式とし、紺糸で素掛け威しにしています。五枚胴は前・後・左脇各一枚及び右脇の二枚合計五枚を合わせて造られ、雪ノ下胴、甲州胴、奥州胴、仙台胴とも呼ばれています。質実剛健な実戦向きの防具です。
弦月形前立 - あまりにも有名な三日月型の前立てです。弦月形の前立物では、現存のもので最大です。弦月が右手から左上へ長く流れているのは、デザイン上のバランスはもちろんのこと、太刀を振りかざす際に、支障のないようにとの配慮がなされています。騎乗した場合、この前立が枝などに当たっても、三日月が折れるだけで、怪我無くすむように、実物の三日月は木で作られ金箔押しされています。
もっとも弓太刀職人のこだわりが感じられる、迫力ある弓太刀です♪もちろん日本製!
平安時代は騎馬での弓による戦闘が主で、太刀は補助として使い、また儀式のときに使用したり、身分を表すものでした。当時、神器として儀式に使用したり、身分の高い公家が用いた鮫皮を柄に巻いた本格的な太刀をご用意しました。
木製弓に籐を巻いた本格的な弓です。分厚い弓に魔除けの赤に染めた籐を巻いています。やじりはアンチ製。プラスチックは使いません。羽根は水鳥の羽根を使用しています。弦巻(真ん中の丸)は木製で金箔仕上げです。台座は木質MDF素材につや消し黒のウレタン塗装で、非常に美しく仕上げてあります。
自慢は刀身のそり。日本の美がここにもあります。こだわるからもちろん抜けるだけではありません。上の写真をご覧ください。美しい刃紋に納得です。刀身は亜鉛ダイキャスト。磨いてニッケルメッキ後、刃紋を出すためさらにクロームメッキをして削る大変手間がかかる美しい仕上げです。違います。金具はアンチ製に24金鍍金。鞘はアルミニウム。もちろんプラスチックは使用しておりません。こだわりのなかのこだわり太刀です。切れませんが取り扱いにはご注意ください。特筆すべきは、柄に本鮫皮を使用しています。昔は、汗で滑ったりしないように鮫皮を柄に巻いていたのです。また、鞘には鎧の草摺りに当たって損傷を防ぐための渡り巻も再現されています。
- 弓 - 木製籐巻
- 弦巻 - 木製金箔押し
- 鞘(さや) - 紅赤本牛革巻
- 柄(つか) - 鮫皮
- 太刀部品など - アンチ製24金鍍金
- 弓房、太刀房 - 正絹
- 刀身 - 亜鉛ダイキャストを磨いてニッケル鍍金後、刃紋を出すためさらにクローム鍍金をして削る
『刀を造ることが仕事』、『弓も刀もそりとその角度が大事、これこそがこだわりどころ』と熱っぽく語る職人↑
こだわりから生まれた五月人形、伊達政宗着用兜収納飾りです
- この兜を使用した着用鎧飾りもあります。
- 参考写真は2才5ヶ月児『ともやん』です。
- 飾りサイズ - 約間口63×奥行き44×高さ82(cm)
- 腕利きの甲冑職人が組み上げた国産の兜です。
- 弦月(前立て)の左右幅 - 60cm
- 兜鉢(頭を入れる丸い部分)の直径 - 17cm
- 小さい子供が着ることを前提に怪我や事故にならないよう造ってもらいました。
- 大人用をただ小さくしたような危険な仕上げではありません。
- 端午の節句で五月人形として販売されている着用兜は、そのほとんどが、金物の端があるていど処理されているものの鋭利な部分が残っています(コスト減のため)。また、見栄え重視で、穴あけ後のバリが放置されている兜もあります。大人の場合、尖った部分は自分自身が気をつけ、ちょっと服に引っかかって服が傷んだで済みますが、子供ではそういうわけにはいきません。また、こういった細かな部分は購入時・飾るときにはまったくといっていいほど気にしない人がほとんどです。しかし、数年後、わが子に着用させるときになって気がつくものです。そのため、金物の穴あけ後のバリは怪我をしないよう丁寧にとり除き、鋲(びょう)も裏貼りするなど安全第一を最優先課題とした兜を製作してもらったのです。
- 今から成長する、子供の大事な首になるべく負担をかけないよう軽量なアルミで造ってもらいました。
- 主要素材はアルミニウムです。
- 鉄は湿気に弱く錆びやすいですが、アルミニウムのため錆びに強く長持ちします。
- プラスチック・FRPを使用しておりません。
- 3才~5才児が着用できる大きさです。
本物の迫力に近づけるため、わたしが工房まで赴き、職人を口説きました。それで出来た成果がこの兜です!
- 筋鉢
- 木製金箔押し三日月前立(馬に乗っているとき、枝に前立ての三日月があたっても落馬しないよう、本物は折れる素材である木で作られています)。
- 兜のしころは板物三段の笠じころ(本物は四段)を素掛け威し
どうです!すごい迫力でしょう♪
- 屏風 ・飾り台には木質MDFをハードコート塗装し、傷がつきにくく仕上げてあります。少し擦っただけで傷がついてしまう塗り物ではありません。これは非常に嬉しい特徴です。塗りであれば、日常のお掃除などで数年後にはどうしても傷が目立ってきますが、その心配を解消します。そのためメンテナンスも楽です。長く大事に飾りたいですね。伊達政宗着用兜専用に造られていますので、この兜をとっても引き立ててくれるデザインです。しかも収納飾り台になっており、衝立以外の兜・弓太刀が飾り台の中へ収納できます。
子どもの好奇心を閉じ込める、「さわっちゃダメ。」の言葉は、控えませんか?
触ってこその楽しさです。
よく手を洗ってから(大人は手袋つけて)一緒に組み立てることからはじめてください。
壊れたら修理もできますし、そのまま思い出としてとっておくのも、また、ひとつの記念となります。
男の子の五月人形の楽しみ方を参考にしてください♪
五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。