鎧兜の仕立て。五月人形の選び方
先ほど説明した小札の表側(上)を見てみましょう。
これは裏が金色鍍金のものです。
表も金色鍍金です。
お手頃の標準タイプです。
少し変わりだねとして銀色のものもあります。
ちなみにこれは銀鍍金です。
黒いのもあります。
これはたぶん塗装だと思います、ちがうかも?
黒でも、中には漆(本漆は使わないとどこかで聞いたことがあります、たしかカシュー漆が一般的だと聞きました)を使ったものもあります。
クラスが上になると使っている金具がいいとか、櫃が良いではなく、小札に金箔が貼っている金箔押という仕上げになります。
使う金箔も、アルミとの合金と純金と二通りあります。
写真の兜に使ってあるのは純金箔です。
こちらも、純金箔押です。
先のページでも紹介した和紙一閑張です。
五月人形の選び方
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五月人形は日本の文化です - 日本では季節の変わり目の祝祭日のことを節日といい、お供え物をしたり行事を行って祝ってきたという歴史があります。この節日の供え物『節供』という言葉が、節日そのものを指すようになって『節句』という言葉になったともいわれています。その五節供のうちのひとつ端午の節句は、男の子の節供として内には五月人形を飾り、外には鯉のぼりや五月幟をたて、お子様の成長を喜ぶお祝いの行事として生活に定着しています。とりわけお子様がはじめて迎える節句を初節句といい盛大にお祝いします。また、女の子の初節句は、雛人形を飾ってお祝いします。